ご挨拶

大阪総合保育大学学長・同大学総合保育研究所所長 山﨑 高哉

総合保育の探究

大阪総合保育大学は、平成23年4月1日に大阪総合保育大学総合保育研究所を設立し、活動を始めました。大阪総合保育大学は「総合保育」をその名称に冠しております関係から、「総合保育」とは何か、具体的にどのような実践を行うのかを明らかにしたいと考えたからです。
本研究所は「総合保育」に関する理論的、実践的研究の組織・推進、「総合保育」関係資料の収集・整理、研究成果の出版を行うとともに、現職教職員や大学院生の研究・研修を支援し、さらに国際学術交流を推進することを主な事業としています。本研究所は、所長、副所長、研究員と客員研究員、研修生によって構成され、本学及び城南学園付属校・園・センターの教員並びに本学大学院生は、研究員になる資格を有し、研究員登録をすれば、希望する共同研究のメンバーになることができますし、客員研究員には、地域の保育所長・幼稚園長を初めとする教職員、他大学の教員や大学院生も登録をすればなることができます。幸い、現在までにすでに80名を超える研究員・客員研究員の参加を得、八つの短期及び長期の共同研究班に分かれて、今日の保育・教育現場の課題に密着したテーマを追究し、徐々にその研究成果がまとまりつつあります。
本研究所の今後ますますの発展のために、一層のご支援・ご鞭撻をお願いいたしまして、私の挨拶とさせていただきます。

新たな実践の地平を生み出す研究

認定子ども園の発足と展開などに見られるように保育は高度な専門性を必要とする時代に入ったといわれています。保育所・幼稚園・子ども園などにおいては、子どもと対面しながら幾多の課題が生起しています。
本研究所は、こうした課題を担った大阪総合保育大学大学院児童保育研究科などと連携して設立された保育研究機関です。研究所では、子育て支援・指導案作成・幼保一体化・乳児保育・科学絵本などの研究プロジェクトが組まれ、その研究成果も公表しています。研究所は総合保育大学教員・院生を軸にプロジェクトが組まれていますが、保育現場からの参加も多いです。現場の知恵と研究の知恵とを融合して新たな実践の方向を見出そうとしていますし、研究所は、理論上・実践上の課題を持った実践者・研究者の交流の場となっています。保育現場にいる先生方・研究者の研究所への研究にご参加をいただければ私たちは、大歓迎ですので振るってご参加ください。

大阪総合保育大学大学院
児童保育研究科研究科長・
同大学総合保育研究所副所長
玉置 哲淳